2018年8月
注目!ホームページ移転と新規スタートのお知らせ
板倉みさおホームページは、新規サイト http://ita-kura.net/brog/ で再開することとなりました。
この旧ホームページは、引き続き維持することとなりますが更新はされません。
バックナンバーは新規ホームページから接続できるようになっています。
皆様の「お気に入り」の更新をお早めに切り替えていただけますよう、宜しくお願いします。
2017年4月
桜も、一気に満開に
4月1日の桜まつりには固い蕾のままだった桜も、一気に満開になりました。3月下旬から娘と孫が帰省しましたが、2人ともB型のインフルエンザにかかり滞在中半分は食欲もなく、よく寝る毎日でした。遠出もできずじまいでしたが、娘と久しぶりにゆっくり話しをしたり、おしゃべり上手になり難しい言葉を操る孫に驚かされたりと、幸せな春の日を過ごすことができました。

3月議会のご報告
先月は予算審議が始まる前だったので代表質問の内容をご紹介しました。3月議会に提案された29年度の予算等のすべての議案について会派・リベラル鈴鹿として賛成をし、少しの意見、要望を付けました。今回はその内容をご紹介します。賛成・反対を述べることを「討論」に参加すると言います。議会で発言した全文をお知らせします。
★2017年(平成229)・3月議会 討論
会派を代表して3月議会に提案された、議案第1号平成29年度鈴鹿市一般会計予算から議案第22号平成28年度鈴鹿市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)までの全ての議案に賛成の立場から討論を行い若干の意見を申し述べます。初めに29年度の一般会計予算についてですが、代表質問でも述べましたが国と地方の関係を意識しながらの市政運営について再度意見具申をいたします。
今回の予算は国の方針によれば「国財政の厳しい状況を踏まえ引き続き歳出全般にわたり、聖域なき徹底した見直しを推進すると共に、地方においても、国の取り組みと基調を合わせ徹底した見直しを進めることなど、財政健全化への取り組みを着実に実行する」とあり、また地方財政対策については「地方が一億総活躍社会の実現や地方創生、公共施設等の適正管理等に取り組みつつ地方の安定的な財政運営に必要となる地方の一般財源総額は28年度を下回らないようにした」とありますが、公共施設などの建設は厳しくなると釘を刺しているようにも取れます。
このような中で鈴鹿市の予算は、地方消費税交付金が3億、地方交付税が2億、県支出金も1億強減額になっています。国が言うように今後もこの傾向が続き、トップランナー方式のように基準財政需要額の算定にまで手が付けられることになれば市民生活を守りようがなくなります。
基礎自治体である市が、住民生活に直結した様々な行政サービスを今後も安定的に行うためには、地方税・地方交付税等の一般財源総額の充実確保が極めて重要なことを再確認して頂き地方6団体や全国市長会にも積極的に働きかけて頂くことがより重要になります。
また、臨時財政対策債を発行し予算化していますが、臨財債は、国が地方交付税として配分しなければならないお金ですが、足りないから、変わりに取りあえず借金してと国から肩代わりを頼まれているものです。H13年度からH15年度までの臨時的措置でしたが、国からの返還もなく常態化しているものです。
地方と国の地方財政計画の協議の場でも毎年議論になっています。この件も国に対して声を上げることが、引き続き重要であるとの認識に立っての行政運営を求めたいと考えます。
次に議案第21号平成21年度鈴鹿市一般会計補正予算(第4号)についてです。この補正予算で特徴的なことは土木費国庫補助金が予算の4割強ほどカットされていることです。これらは道路橋梁費国庫補助金や都市計画費国庫補助金などであり社会資本整備や防災も含む事業費です。土木費の財源カットは市内の経済活動にも結び付くもので今後このような傾向が続くとなれば見過ごすわけにはいきません。普通建設事業の国庫補助事業費の今後の傾向を探ることは学校建設、保育所建設などの公共施設建設の将来の見通しにも関係があります。注視して頂きたいと考えます。
さて、一般会計予算は厳しい財政の下で627億8千5百万にも及ぶもので、確かに子ども・子育ての分野に集団適応検診の拡充や妊娠出産包括支援の事業が入りきめ細かい支援が始まり継続することや、西条保育所の移転整備が動き出し子育て世代の以前からの要望であった病後児保育、一時預かり保育事業の充実が図られること等は評価させていただきます。若い世代の定住促進への第一歩だと思います。しかしこの間常任委員会の提言でも、また多くの議員が、学校施設建設、また学校施設の改修の遅れを含む教育予算の増額を要望してきましたが、それが叶う予算には程遠いと言わざるを得ません。借金をしてでも義務教育課程の子どもたちの環境整備を早急に行うことが重要だと考えます。
全議案に賛成の立場から若干の意見、提言を行い会派としての賛成討論といたします。
季節のいろどり

