9月議会の報告
[地域の秋祭り] 子どもたちと2時間近く練り歩いたので疲れました。
一般質問について先月報告しましたが、少し詳しくさせて頂きます。
「公共の建築物の事業手法について」の一般質問についてです。
従来の一般競争入札以外に手続きの簡単なコスト削減できる手法が、知らない間に増えました。行政の責任が曖昧な手法に気が付いたので原因を明らかにするのが目的でした。
コスト削減を迫られている担当課は、何年かかけて分割で支払いができ、しかも工期が短縮でき、建築物が手に入る手法を選んだことが分かりました。
設計建築・リースと言う手法です。この方法だと一般競争入札には馴染まず、プロポーザル方式で専門性が高い業者との理由で選定されます。建築の経験のない担当課が設計建築を発注し、数年リースで借り受けローンが済んだら市の建築物として担当課の物になる仕組みです。
この手法は、市のHPで履歴も残らない、後から担当課以外が検証できる仕組みにもなっていませんでした。
ここを今回問題にしました。
- 公共の建築物に責任を持つ部署の契約検査課が関わらず、公共の施設として耐えられる建設ができるのか。
- プロポーザル方式であれば色々な手法の選択ができてしまう。それが適切なのかの判定もできない。プロポーザル方式のガイドラインを作る必要がある。
♣いい回答が得られました
- 契約検査課が各課で発注される案件を把握する体制を整え、競争性、透明性を確保した発注に努める。また清掃、警備等の業務委託についても品質確保について検討する。
- プロポーザル方式の適用基準の整備等についても検討する。