松尾ゆり

2012年6月

国分・天神公園裏山の木もれ日

 麦が黄金色に実り、隣のたんぽぽの緑とのコントラストがとてもきれいです。「麦秋」が夏の季語だと知ったのは10年位前で、転作の麦畑が鈴鹿のあちこちに見られるようになってからです。

 私が好きな鈴鹿の風景の中にも 、減反や耕作放棄地が生まれざるをえない事情や、農業では食べていけない現実がようけ隠されていると言うわけです。

電気釜で炊きたてのごはんでの給食(三島市)
母の日プレゼント

議会は、議員は、役割をはたしているのだろうか?
考えざるをえないこの頃です

 つい最近パナソニックが本社社員を3千人~4千人削減するとのニュ-スが流れました。その他のいくつかの大企業も正規の社員をリストラすると発表していますし、シャ-プは2%の賃金カットをするそうです。

 リ-マン・ショックの時は、派遣労働者や非正規労働者が首切りにあいましたが、今度は正社員です。本社社員と言えば、エリ-トと言われる人も多いはずです。鈴鹿でも中堅の自動車関連の正社員が切られたと友だちが話していました。

大企業の内部留保書

PDF文書(135KB) ▼増大する大企業の内部留保グラフ≫


 図のように大企業の利益(内部留保)は増える一方です。労働者は正当な賃金をもらってきていなかったと思わざるをえません。

 市内でも建築業、建設業、小売業も落ち込みが激しく、市民の暮らし向きはよくなってはいません。市単独でも経済対策等やれることはたくさんあります。引き続き粘り強く提言し、言い続けていきたいと考えています。

 「生活保護費の不正受給」がワイドショ-等でも大きく取り上げられています。まるで受給している人の大部分が不正を働いているような報道です。「受給者209万人、3兆円にもなった」と言っていますが、働く場所があり、雇用が保障されれば一気に減る数字です。

 原因を作っている国(派遣法を廃止していない)、大企業(ためこんでいる内部留保)を叩くことをせず、犠牲になり、立ち上がる力もない人を更に打ちのめすやり方を、許すことはできません。鈴鹿でもリ-マン・ショック後急激に増え、職を失った40代、50代の人が多いのが特徴なのです。

 5月の中旬議会の役員選挙も終わり、本格的に24年度がスタ-トしました。議会と議員の役割を定めた「議会基本条例」が6月議会に上程される予定です。二年前、議会改革特別委員会で委員長として、改革を提起したものの反対多数で先送りされた事柄も、今回基本条例の中で生き返っています。本当にうれしいことです。議会基本条例を契機に、市民のための議会へと更に一歩一歩近づけていくことができると確信しています。