2013年12月
今年もご支援ありがとうございました

どの政党も切実な声に応えてくれません
結局この一年でようなったのは、一部の大金持ちと大企業だけだったようです。「アベノミクスの三本の矢で景気・暮らしがよくなるかもしれん」と期待した人も多かったと思います。
去年の十二月、三年余の民主党政権から自民党へと、また政権が交代しました。「期待してたのに、景気も暮らしもさっぱりや」と多くの人が思った結果でした。更に今年七月の参議院選挙でも自民党が圧勝しました。投票率は低かったのですが、投票した人は「政治がようなってほしい」と切実に願ったのだと思います。「どの政党にも期待できんわ」と、選挙に行かなかった人も「この先自分らの生活はどうなるんやろ」と不安をいっぱい抱えながら暮らしているのだと思います。
今ある苦労や不安は政治が原因です
今現実にある苦労や不安は、政治によって作られた国の形が原因で起こっているものなのです。自然現象や自然発生的に湧いてきたものではありません。
消費税を8%に上げると決めた政府は、一方で昨年から始まった大企業の復興法人税を、賃上げにつながるようにと関係ない理由で廃止を決めたのです。働き口がなく途方にくれる若者や、わずかな年金から上がる一方の介護保険を天引きされている高齢者にまで増税し、黒字続きの大企業には減税です。これが政治がつくる国の形です。
地方議会から国を観察し
市民を守る地方の政治を考えることが
これからも私の仕事です
この一年をふり返ってみても「どうなってんのよこの国は!」と叫びたいことばかりでした。でも消費税、TPP、東北の復興と福島第一原発、滋賀県にも飛んできた米軍のオスプレイ、そして特定秘密保護法案、いろんなことに腹を立て、日本のあちこちで行動を起こしているたくさんの人が居ることも確かです。この力が政治を変えていくのだと確信しています。
12月議会での一般質問は・・・・
- 1.市民の生活権に向き合う行政について
- (1)生活保護法の改正(改悪)に関連して
- 鈴鹿市の被保護者の特徴について
- 被保護者に、廃止・停止を告げる「指導指示書」について
- (2)新しく制定された「生活困窮者自立支援法」に関連して
- 市としての考え方と方向性について
