板倉みさお

2014年3月

 2月の中旬過ぎに3月議会が始まり、予算議会なので調べることも多く慌ただしい2月、3月を過ごしました。更に娘の里帰り出産が議会開会中と重なり、まったく余裕のない毎日でした。 一般質問の準備は早めに始めましたが、常任委員会(文教環境委員会)の準備はぎりぎりになりました。会派で2年前から要望していた予算資料が、今年度の予算から更に活用し易く、詳しくなったので、充分な事前準備で委員会に臨みたかったのですが少し不満が残りました。特に今年は委員長なので余計にそう思いました。

板倉みさお

後輩もやっぱり非正規の雇用に

 自分の娘のような後輩が工場勤務の傍ら大学の夜間部に入学し、その後仕事を辞め昼間に移りアルバイトをしながら通学してこの3月卒業しました。高校卒業の時進学の希望が叶わなかったらしく、10年以上経ってからの一念発起だったようです。ほんとによう頑張ったなあと出会った頃の彼女を思い出し胸が詰まります。

 就職が決まらない、受けても受けても不採用とのメールが続きましたが、最近になって「採用されました。期間雇用ですが最長3年は契約更新があるので・・・。県庁の面接もあります。1年のみの採用ですが頑張ってきます。」と連絡がありました。もちろん新卒でないからの厳しさもあると思いますが、これじゃ若者は結婚できないし、少子化もむりないわと腹が立って仕方ありませんでした。

更に派遣労働者を使いやすくする法律も検討されている

 「新規学卒者を除くと、愛知、三重の両県で新規就職者、過半数は非正規」と新聞記事がありましたが、新規学卒者の現実もブラック企業に当たってしまったりと、正社員になれない若者の報道も多くあります。

 厚生労働省が決めた来年4月からの労働者派遣制度の見直し案は、企業がこれまで以上に労働者を使いやすくする内容となっています。後輩の場合も「期間雇用を3年したら正社員にしなければならない」との法律があるのですがザル法に等しい運用になっています。自分たちの権利を自覚して変えて行く努力をしないと、政府と企業のやりたいほうだいが続きそうです。

3月議会の一般質問

官制ワーキングプアーと言われている市の臨時・嘱託職員の現状と待遇改善について取り上げました。

●質問1
なぜ非正規職員が増えたのか?

 表を見るとH17年度から非正規職員が増えていることがわかる。そして調理、保育士のところで増えている。子どもたちの育ちに係わる現場で正規職員が非正規に変えられている。どう考えているのか。

H17~H25までの臨時・嘱託職員(職種別)
臨時・嘱託職員(主な職種別)指数

▼答弁
「定員適正化計画」(公務員の数を減らせとの国の指導もあり作っている)によりH17~H26までに正規職員を減らす計画がある。正規の配置について重点化しているので指摘の職場で非正規化が進んでしまった。

●質問2
職務経験が加味された賃金が必要と思うがどうか?

特に保育士については正規と同じ仕事をする嘱託職員を募集しても応募がない、賃金が他市に比べ安い事が原因と思う。臨時・嘱託職員には10年以上の経験を持つ人がいる。また資格職への待遇は重要である。

▼答弁
保育士については26年度から職責の重さにより賃金の見直しをする。職務経験については今のところ現状で行きたい。