板倉みさお

2014年10月

 広島の悲痛としか言いようがなかった土砂災害の被害が、目に焼き付いて離れないのに、今度は御嶽山が噴火し多くの命が奪われました。

 防ぎようが無かったんやろかと思うと共に、長い間自然との付き合い方をないがしろにしてきたことを振り返れとの警告なのかもしれないとも感じています。今年の夏から秋にかけては、悲しい出来事がありすぎましたね。

板倉みさお

【9月議会報告】
2つの請願について

 残念なことに継続になってしまい12月議会までそのままです。先月中間報告をさせて頂きましたが、「特定秘密保護法の施行延期を求める意見書」と「集団的自衛権行使のための立法措置を行わないことを求める意見書」の2請願が、9月議会の総務委員会(9月12日)で審議されましたが残念なことに両請願とも更に慎重審議が必要との意見が多く継続になってしまいました。

 2つの請願ともに請願者さんが、「この法案が市民の暮らしを脅かすのに、国会で十分な議論を経ていないこと、集団的自衛権については立憲主義に基づいての議論が必要なこと」を市民の立場で身近な生活の言葉で意見陳述をされ感動的でした。

 会派として動議を提案しました(9月25日)。秘密保護法の請願については12月の施行延期を国に求める意見書なので「継続は市民の利益に反する」と私たち開政クラブは判断しました。

 そして、9月議会最終日に「再度委員会で賛成か反対か決を採り、その後全員で賛成か反対かを決めるべきである。12月の施行を延期させる意見書なので継続では明らかに間に合わない可能性が大きい」との動議を提案しました。憲法14条には請願権があり、国民の権利として認められ、またその下には請願法があります。議会として市民の利益を考えるとき、9月議会での議決は当然だと言えます。

 しかし、その動議は否決され(13対18)、秘密保護法についても継続が続行されることになりました。何故、自分の意思を示すことを遅らせなければならないのか理解できない結果でした。

【9月議会報告】
一般質問で「市の業務委託」を取り上げました

 鈴鹿市が警備、設備の保守点検などの仕事を業務委託していた会社が突然倒産し、市庁舎内で働いていた人が突然解雇されました。この会社は県庁や県総合庁舎の警備や清掃も請け負っていたので、県庁その他の場所から突然警備や清掃の労働者がいなくなり、数日県は混乱し、職員が警備や清掃をしていたとのことでした。

 市では、解雇された労働者がすぐ相談に来てくれたので県のような混乱は避けられました。県も市も最安値のこの会社が業務委託を6年以上落札していたことが分かり、倒産の原因も安値競争の入札が招いたものだと言えます。その証拠に、市が、解雇された労働者を雇用して貰い業務委託を頼んだのは、倒産した会社より高い金額で入札に参加していた会社でした。

 最安値の会社は労基法違反(突然の解雇、未払い賃金、有給休暇なし)の会社であり、そんな会社に業務委託していた市の責任は重大だと指摘し、安ければ良いとの過度の行財政改革を進めることは市民サービスの低下を招きかねないことについての考えを質問しました。

 さらに「公契約条例」を制定する考えについて聞きました。「公契約条例」とは、今回の業務委託も含む「公けの契約」について条例を作り、公(鈴鹿市)の責任をはっきりとさせるためのものです。

 また公契約条例の制定は、業務委託や公共工事も含め公と契約を交わす仕事で働く労働者の賃金の、下限額を保障する仕組みを作ることでもあるのです。適正な賃金が末端の労働者にまで公正に支払われるための地域のルール作りとも言えます。そのことが市民の暮らしを守り、地域経済の活性化と雇用の安定にも繋がり、産業や業界を守り継続発展させることにも繋がって行くと考えています。条例制定についての行政の本気度を聞きました。

季節のいろどり

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