2015年12月
生産者さんの苦悩…
義理の妹からは楽しみにしているシクラメンが今年も届き、長野の友だちからはいつもより少し遅れてりんごが届き、暖かい師走を迎えました。箱を開けると真っ赤な元気な顔が覗き、りんごのいい香りが広がりました。サックと切ると、向こうが透けて見えるくらいに蜜があります。でも、箱の中に生産者さんの詫び状のような紙片があり、次のように書いてありました。
「りんごが赤くなるためには、日中晴れて夜間冷え込む日が秋に続くことが大切ですが、今秋は11月になっても気温が下がらず、色づきが止まってしまった様子が目に見えて分かるほどでした。できるだけ収穫を先延ばししたものの、これこそりんごと言えるにはほど遠い見栄えとなってしまいました。このような出来のりんごをお届けすることは誠に遺憾です。来年こそは、つるりと赤く輝くりんごをと、いっそうの精進をしてまいります。」
「これこそりんご」との7文字に、生産者さんのなんともやるせない心情を想い涙が出そうでした。パリで開催中のCOP21では、先進国、途上国の合意が困難で異例の期間延長をしているとの報道がされています。TPPも日本の生産者さんを守れるのか疑問だらけです。りんごを頂きながら考え込んでしまいました。
久しぶりに英気を養える時間が多い1ヶ月でした
★ぬくたいフェスタ(鈴鹿市人権センター)
★河曲公民館サークル・展示発表会
・・・1年ぶりにサンバを踊りまくりました。
★全国市議会議長会(福島市)
・・・「地方創生」がテーマでしたが地方にとっては今さら何だ?との意見も多々あるシンポジウムや会場の雰囲気でした。タクシーの運転手さんの「市内はいいけど、帰って来れないよね」の言葉が残っています。
★「佐々木信綱の人と仕事」
・・・お孫さんの幸綱氏のユーモラスな講演会を楽しみました。
★ジェフリーフェスタ
・・・「イクメンてどうよ!」
男性5人の本音トークは、私たち世代のお母さんも爆笑の連続でした。
★第29回多文化共生を考える議員の会
・・・長い間やってきましたが、県立高校で外国に繋がる子どもたちへの教員配置など、成果が積み重なっています。
★「人権フェスタinすずか」
・・・講師のサヘル・ローズさんは、イラン・イラク戦争で孤児になり、その後大学生だった養母と来日され現在女優です。戦争、外国人労働者(市民)としての差別、いじめ、親切な日本人との交流での現在、どの体験も多くを学ぶことができました。
★永久に不戦を誓う集会
・・・毎年参加をしています。安保法案をいかに廃案に追い込むかかが講師から提起がされ、また米軍を補完するために自衛隊の配備がかなり進んでいる現実を知らされ、恐ろしくなりました。
季節のいろどり
